現行のさづけは「てをどりのさづけ」、もしくは「あしきはらいのさづけ」といわれるもので、病む人に取り次いで身上回復のご守護を願うものです。
親神様は取り次ぐ者と取り次がれる者の心の真実をお受け取りくださって、どのような不思議なたすけもお現しくださいます。
「さづけの理」は、九度の別席順序を運んで心を洗い立て、たすけ一条を誓って願い出るところにお授けくださいます。おさづけの理を戴いた人を「ようぼく」と呼びます。ようぼくとは、陽気ぐらし世界建設のための人材、用材という意味です。
その使命は、頂戴したおさづけをしっかりと取り次ぎ、また、教祖(おやさま)の教えを人々に伝えて、陽気ぐらし世界の建設に向かって力を尽くすことです。
道友社刊『ようぼくハンドブック』より